SNSは“投稿”じゃなくて“設計”だ──再び任せていただいた運用代行に思うこと
2025年5月15日
「もう1度!」と運用代行のご相談をいただきました
最近、あるクライアント様からInstagram運用代行についてのご相談をいただきました。
実はこのクライアント様、以前に弊社でSNSアカウントを運用させていただいていたのですが、社内予算の都合でいったん運用を止めることとなり、その後しばらくの間、更新が止まっていた状態でした。
そして今回、「やはり再びお願いしたい」という形でお声がけいただきました。
こうした“戻ってきてくださる”というのは、何よりも嬉しい瞬間です。
大切なのは“目的に合った体制設計”です
SNS運用というと「誰かが投稿すればいいんでしょ」と思われがちですが、実際はそう単純な話ではありません。
社内でやるのか、外部に委託するのか、あるいはその中間──
各企業によってリソース・目標・予算・現場の状況が異なる中で、私たちが重視しているのは「理想と現実をすり合わせる設計」です。
最初から丸投げでもいいですし、「どうやればいいのかわからない」場合は一緒に戦略を考えるところから始めます。
アカウントが止まる“ダメージ”は想像以上
SNSアカウントが突然止まると、ユーザーは「もう営業していないの?」「ブランドの勢いがなくなったのかな?」といった印象を持ってしまうことがあります。
これまで築いてきた信頼や世界観、ファンとの関係性が、一気に静まり返ってしまう──
「情報発信の継続性」は、SNS運用においてとても大きな要素だと改めて感じました。
現場スタッフにとっての“SNS業務”の難しさ
広報のご担当者や現場スタッフの方にとって、SNSの投稿というのは“見えづらい仕事”です。
業務の合間にスマホをいじっている姿が、他部署の方からは「ゲームしてるの?」「ネットサーフィン?」と誤解されてしまうことも。
弊社ではそういった“社内理解”の壁を超えるために、社内報や説明資料の制作、マニュアル整備、役職者向けレクチャーなどもサポートしています。
社内で育てたいのか、外注で成果を出したいのか
SNSは“続けること”が大前提です。
そのためには、まず企業が「どうしたいのか」「社内でやるのか」「外注するのか」を明確に決める必要があります。
今の時代、「やらない!」は無いでしょう…!
弊社では、
– 社内で運用していきたい企業向けの“育成支援型”プラン
– 外注して成果を重視したい企業向けの“フルサポート型”プラン
– 一部アウトソース・一部内製の“ハイブリッド型”プラン
など、柔軟に対応しています。
SNSは“時間と信頼”で育てるメディア
「バズらせて」「すぐフォロワーを増やしたい」という要望を耳にすることもありますが、SNSは基本的に“じっくり育てていく”メディアです。
ブランドイメージの構築、ファンとの関係性づくり、信頼の蓄積。
これらは一朝一夕でできるものではありません。
だからこそ、継続して、適切に、戦略的に運用していく価値があるのです。
SNS、任せてよかったと言ってもらえるように
私たちは、ただ投稿代行をするだけの会社ではありません。
「社内でやるか」「外注するか」──その判断のための情報整理から始め、必要があればマニュアルも作り、体制も整える。
そして運用が始まったら、成果を見ながら改善し続ける。
そんな伴走型のSNS支援を、これからも大切にしていきたいと考えています。
社内運用に限界を感じている方も、これからSNSに力を入れたいと考えている企業様も、
ぜひお気軽にご相談ください。
“任せてよかった”と言っていただけるよう、私たちは全力で取り組みます。
株式会社HET
長谷川 嵩