2026年も、どうぞよろしくお願いいたします

あけましておめでとうございます。
旧年中は、株式会社HETに多くのご縁とご相談をいただき、誠にありがとうございました。

昨年は、会社案内や各種ツール制作、SNSやWebを絡めた情報発信の整理、撮影・編集を含むコンテンツ制作など、さまざまな案件をクライアント様とご一緒させていただきました。

広告や広報の手段が増え、AIやテンプレートも普及し、誰でも“それっぽいもの”を作れる時代になりました。
だからこそ今年は、見た目の良し悪しだけではなく、成果につながる設計や、現場で回る仕組みづくりの価値がより問われていくと感じています。

HETとしては今年も、媒体や手段に偏らず、何を目的に、誰に、どう届けるか。
その前提を一緒に整理しながら、必要なクリエイティブと運用の形を組み立てていきます。

小さく始めて、確実に回し、改善して伸ばす。
そんな“堅実に強い”進め方を、今年も大切にしていきたいと思っています。

本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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株式会社HET
長谷川 嵩


2025年の振り返り ありがとうございました

2025年も多くのご相談とご縁をいただき、誠にありがとうございました。
株式会社HETの長谷川嵩です。

 

年末のタイミングなので、今年を少しだけ丁寧に振り返ります。

今年を通して強く感じたのは、広告や広報の手段が増えた分だけ、企業側の意思決定が難しくなっているということです。
SNS、Web、動画、紙、展示会、採用、イベント。
どれも正解になり得る一方で、選び方を間違えると、頑張った割に成果が見えないという状況にもなりやすい。

だからこそ今年は、制作物の相談以上に

そもそも何を作るべきか
その施策は何のためにやるのか

という“入口の整理”からご一緒する機会が増えました。

 

一方で、よくある落とし穴もたくさん見ました。
例えば、投稿を頑張っているのに問い合わせにつながらない。
動画を一本作って満足してしまい、その後の改善が止まる
紙の会社案内を更新できず、現場では古い資料が使われ続ける
広告を出しても「何が効いたか」が分からないまま終わる。

 

こうしたケースに共通していたのは、作る前の設計が足りない、もしくは運用の仕組みが用意されていないという点でした。

逆に、うまくいった案件は例外なく

作ったあとの使い方が決まっている
計測と改善が前提になっている

この2つが揃っていました。

 

そして、HETとしても今年は改めて、制作会社の役割は「かっこよく作る」だけではないと感じた一年でした。
もちろん品質は大前提として、もっと重要なのは

現場で回る形に落とし込むこと
社内で使われ続ける状態を作ること

そこまで伴走することが、結果的に企業の力になる。
そんな価値観を、クライアントの皆様と一緒に確認できた一年だったと思っています。

来年は、制作物を増やすことよりも、さらに一歩進めて

少ない投資でも成果が出る「使い倒せる仕組み」
社内の運用に無理が出ない「継続できる設計」

ここに、より注力していきたいと考えています。

 

年末年始は何かと慌ただしい時期ですが、今年の振り返りと来年の準備は、落ち着いたタイミングで必ず効いてきます。
2026年も、必要なところに必要な投資を置き、無理なく成果につながる広報と販促をご一緒できればと思っています。

 

本年も本当にありがとうございました。
良い年末年始をお迎えください。

 

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長谷川 嵩

 

(※ブログ内の画像はイメージです)


年末年始の営業についてのお知らせ

いつも株式会社HETをご利用いただき、誠にありがとうございます。

2025年から2026年にかけての年末年始期間につきまして、株式会社HETは営業停止日を設けず、通常どおりご相談を承ります。

 

年末年始の対応について

年末年始は、社内稟議や年度内進行、採用・イベント準備などが重なり、急な制作対応や確認作業が必要になるケースが増える時期です。
弊社では、下記のような「急ぎのご相談」にも可能な範囲で対応いたします。

・年明け公開に向けたWebやSNSクリエイティブの差し替え
・告知用の画像制作、バナー制作、リサイズ展開
・撮影や編集の進行に伴うスケジュール再調整
・既存データの修正、入稿データ作成、各種納品形式の調整
・社内共有用資料や提案資料の整備

 

ご連絡方法

お急ぎのご用件は、LINEまたはお電話にてご連絡ください。
内容を確認のうえ、対応可否と進め方をご案内いたします。

 

年末年始も、状況に応じて柔軟にサポートいたします。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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株式会社HET
長谷川 嵩


母校で行われたキャリア企画に、講師として参加しました

先日、母校の高校で行われた社会人として働く先輩から仕事や生活について話を聞くキャリア企画「ようこそ先輩」に、講師として伺いました。
イベント自体はすでに終了していて、後日、生徒たちのアンケート結果もいただきました。

お礼状は「行事としての総括」がとても丁寧で、先生方がどんな意図でこの場をつくっているのかが、まっすぐに伝わってきました。
二つの講座を通して、生徒が「今を大切にすること」や「将来像を少し具体的にすること」を学べた、という趣旨が綴られていて、胸が熱くなりました。

一方で、自分の中に残っているのは、もっと細かな場面です。
廊下の空気の冷たさ、階段の角度、掲示板の文字の癖。ほんの数分で、当時の感覚が戻ってくる感じがありました。

引き継がれていく役割と、引き受ける覚悟

この講師枠は、地域の経営者の方からご紹介いただき、引き継ぐ形で担当しています。
長く続いてきた役割を受け取るのは光栄でしたが、正直なところ、最初は【自分でよいのだろうか】という迷いもありました。

ただ、教室の前に立った瞬間に、その迷いが少し整う感覚がありました。
生徒の前では、背伸びしてもすぐに見抜かれます。うまく話そうとするほど空回りする。結局、役に立つのは「立派な教訓」よりも、“そのとき何が起きて、自分がどう迷ったか”という具体のほうだと、毎回感じます。

 

生徒会長と陸上部部長だった頃に学んだ、チームワークと積み重ねの話

高校時代、私は生徒会長と陸上部部長を務めていました。
両方やっていた、と言うと「どうやって回していたの」と聞かれることがあります。

でも、ここは誤解してほしくないところで、全部を自分ひとりで抱えていたわけではありません。
むしろ逆で、【周りの人に頼ること】と【頼った先で仕組みにすること】を、学生のうちに何度も教えてもらった時間でした。

生徒会の仕事は、細かなタスクの連続です。
行事の段取り、連絡、資料、調整。全部をひとりで完璧にやるのは現実的ではありません。

だからこそ、
“これはお願いしたほうが早い”
“この部分は得意な人に任せたほうが良い”
そうやって、都度、仲間に相談して頼っていました。

何よりありがたかったのは、こちらが言う前に気をきかせて動いてくれる仲間がいたことです。
「これ、先にやっておいたよ」
「ここ、手が足りなさそうだから引き取るね」
そういう小さな支えが積み重なって、行事も日々の運営も回っていました。

今思えば、あれは【チームワーク】というより、もう少し具体的に言うなら
“仕組みで動く感覚”
だった気がします。

誰かが抜けても止まらないようにする。
情報を共有して、属人化させない。
やることを見える化して、引き継げる形にする。

この感覚は、社会に出てからの仕事にそのままつながっています。

一方で、陸上部のほうは少し違います。
部としては当然チームですが、競技そのものは結局、自分と向き合う時間がほとんどです。

私は110メートルハードルに取り組んでいました。
最初から自分で決めたというより、顧問の先生に
“ハードルが向いているよ”
と声をかけてもらったことがきっかけでした。

いま振り返ると、あの一言は大きかったと思います。
自分では気づけない適性を見つけてくれた人がいた。そこで素直に受け止めて挑戦したからこそ、結果につながる道筋ができました。

練習は派手ではありません。
フォームを整えて、リズムを崩さず、同じ動きを繰り返す。
焦ると引っかかるし、慎重になりすぎるとタイムが落ちる。だから黙々と、自分の癖と向き合うしかない。

その地味な積み重ねが、ある日ふっと結果に結びつく瞬間があります。
【精神力を鍛える】というと大げさですが、少なくとも私は、あの練習の時間の中で「自分を整える感覚」を覚えた気がします。

そしてもちろん、部活もひとりでは続きません。
顧問の先生、先輩、仲間。見守ってくれる人がいて、声をかけてくれる人がいて、競争してくれる相手がいる。そういう環境があったから、最後まで続けられました。

生徒会で学んだのは、【人に頼って仕組みにすること】。
陸上で学んだのは、【自分と向き合って積み重ねること】。
どちらも、当時の周りの人たちが与えてくれた経験だと思っています。

質疑応答のほうが、本番だった気がする

後半の質疑応答が、とても濃い時間でした。
将来の不安、進路の迷い、今の自分への違和感。質問はきれいに整っていないものも多いのですが、そこにこそリアルがあります。

答えながら、“昔の自分なら、何に引っかかっただろう”と何度も思い返していました。
その往復が、場の空気を少しだけ前に進めてくれたように感じます。

アンケートを読んで、こちらが背筋を伸ばされた

後日、生徒の感想をまとめた資料を拝見しました。
そこには「行動力を大切にしたい」「失敗も迷いも財産にしたい」「自分の選択に責任を持ちたい」といった言葉が並んでいました。

講師として嬉しいのは、褒められることよりも、誰かが自分の生活を一段だけ見直す“きっかけ”になったと感じられることです。

同時に、まっすぐな言葉は、こちらの甘えも見透かしてきます。
忙しさを理由に雑になっていないか。
やると決めたことを途中で曖昧にしていないか。
生徒の感想なのに、どこか自分への問いかけのように聞こえる部分がありました。

地域で続けることは、小さな約束に近い

会社としての宣伝とは別の場所に、こうした活動はあります。
もちろん事業は真剣です。ただ、地域で暮らし、地域の方々に支えられている以上、何らかの形で返していくのは自然なことでもある。

大げさに言うと、地元で続けるという小さな約束。
その約束を、静かに積み重ねていきたいと思っています。

 

 

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ディズニーオンクラシックで感じた、いまの時代の贅沢

開演前のホールは、静かなのに、どこか騒がしい。
客席が埋まっていく足音。プログラムをめくる音。遠くで鳴る咳払い。
そこに、楽器のチューニングが混ざって、空気が少しずつ“整っていく”感じがありました。

ディズニーオンクラシックは、生音だけで完結するコンサートとは少し違います。
マイクで拾って、会場全体にバランスよく届ける設計が入っている。
それでも私は、あの場がしっかりライブだと感じました。

目の前で弓が動く所作。
譜面をめくる紙の気配。
演奏の合間に聞こえる小さな足音。
そして、曲が終わった瞬間に立ち上がる拍手の波。

音質の話ではなく、その場にいる全員が一緒に作り上げる空間
これが、いまの時代の贅沢なのだと思います。

自分の原点は いまもライブ感に根を張っている

私はもともと音楽業界で、コンサートツアー制作や、企業イベントへのアーティストブッキング、地方のコンサートホールでの公演を中心とした各種イベントのブッキングに関わっていました。
いわゆるイベント制作とキャスティングの領域です。

当時は、スケジュール、移動、現場の段取り、関係者の温度感。
すべてが“当日”に向かって収束していく仕事でした。
だからこそ、場の空気が変わる瞬間や、ライブでしか生まれない納得に、何度も立ち会ってきたと思います。

いまは広告の仕事をしています。
SNSも、ブログも、動画も、AIも、好きです。むしろ面白い。
ただ、自分の根っこにある興味関心は昔から一貫していて、【ライブ感】に強く引っ張られているのだと、今回あらためて自覚しました。

デジタルが主流になったからこそ、そこが際立って見えたのかもしれません。

AI時代に オフラインの価値が強く見える理由

AIや配信サービスのおかげで、情報も音楽も、いつでも手に入ります。
YouTubeでオーケストラ映像を見て、Spotifyで音を浴びるように聴ける。
便利さは、もう十分すぎるほど整いました。

だからこそ、逆に“足りないもの”がはっきりしてきます。
それは情報量ではなく、身体ごと受け取る体験です。

対面の場が持つ価値については、研究でも整理が進んでいます。
たとえばノースウェスタン大学の研究紹介では、オンラインにも利点はある一方、対面の場はコミュニティ形成や協働の生まれ方が異なる、という趣旨が述べられています(Northwestern University 2025年)。

もう一つ面白いのが、デジタルネイティブ世代の感覚です。
イベント領域の調査として、イベント運営企業Freemanが世論調査会社The Harris Pollとまとめたレポートでは、Z世代の若手プロフェッショナルが対面イベントでのつながりを重視する傾向が示されています(Freeman 2025年)。

技術が進むほど、オフラインが“非効率な贅沢”になるのではなく、関係を進めるための合理として再評価される。

そんな揺り戻しが起きているように感じます。

オンラインとオフラインは 対立ではなく役割分担

ここまで書くと、こう思われるかもしれません。
オンライン発信の重要性を語ってきたのに、オフライン推しに戻るのは矛盾ではないか。

私は、矛盾だとは思っていません。
むしろ、AI時代は“分担”がより重要になると感じています。

オンラインの強みは、広げる力です。
見つけてもらう。理解してもらう。比較してもらう。検討を続けてもらう。
ここはデジタルが圧倒的に得意です。

一方で、オフラインの強みは、深める力です。
温度感が伝わる。本音が出る。迷いが言語化される。信頼が一気に進む。
ここは、どれだけ技術が進んでも置き換えにくい。

ディズニーオンクラシックで感じたのは、まさにこの“深まり方”でした。
音だけではなく、所作や空気や拍手まで含めて、ひとつの体験として完結する
だから記憶に残るし、また行きたくなる。

広告や販促も同じで、オンラインで大量に発信して終わりではなく、必要な場面ではオフラインで深める。
この設計ができるほど、成果は安定しやすくなります。

実務に落とすなら まずは順番を変えてみる

地方企業の現場では、情報発信や販促が“手段先行”になりやすい場面があります。
オールドメディアが強い。SNSは若者のもの。Webはよく分からない。
そうした感覚が残ること自体は、自然なことだと思います。

ただ、今の環境では、媒体の好き嫌いより先に【届き方の設計】を置いたほうが失敗が減ります。
具体的には、順番をこう変えてみるのが効きます。

まずはオンラインで、判断材料を整える。
選び方、比較軸、費用感、注意点。迷いが生まれるポイントを先に出しておく。

次にオフラインで、納得を深める。
説明会、展示会、商談、見学。対面の場を“説明の場”ではなく“相談の場”にする。

この順番にすると、対面で話す内容が変わります。
相手の頭の中が整理された状態で会えるので、表面的な説明ではなく、本音の課題や意思決定の条件まで踏み込みやすい。
結果として、短期の反応だけでなく、信頼が積み上がる導線になります。

HETの立ち位置

私たちHETは、オンラインかオフラインか、どちらか一方を正解にする立場ではありません。
大切にしているのは、相手の状況と意思決定の流れに合わせて、手段を組み合わせることです。

情報が必要な段階では、オンラインで丁寧に整える。
関係を深めるべき段階では、オフラインの場をきちんと設計する。
そして、その間をつなぐ導線をつくる。

内製やAI活用を進めたい企業様には、その方針を前提にします。
外注に戻すのではなく、社内で回せる領域は社内で回しつつ、足りないところを一緒に埋める。
こうした“分担の設計”こそ、今の時代に合う伴走だと考えています。

まとめ

ディズニーオンクラシックで感じた贅沢は、音の良し悪しではありませんでした。
目の前の所作、足音、拍手、空気。すべてが重なって、体験として完成する。
この“ライブ感”は、デジタルが進んだ今だからこそ、より鮮明に価値が見える気がします。

そしてそれは、広告や販促の考え方にもつながります。
オンラインで広げ、オフラインで深める。
手段を信仰するのではなく、目的に合わせて設計する。
いまは、その判断軸が成果を分ける過渡期なのだと思います。

情報発信や販促の組み合わせで迷ったときは、いまのやり方を否定する必要はありません。
どこをオンラインで整え、どこをオフラインで深めるか。まずは現状の棚卸しから一緒に整理できますので、状況に合わせてご相談ください。

 

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長谷川 嵩

 

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広告がブロックされる時代に 広告会社はどうあるべきか

「広告をブロック」と検索する人の多くは、突然出てくるポップアップや動画広告を避けたい、追跡されているような不快感を減らしたい、通信量や表示速度を改善したい。そういった“生活に直結する理由”を持っています。

制作側にいると、ここにはどうしても感情が入ります。
__見てもらえない前提で設計する__という現実は、正直、切ない。

ただ、ブロックの是非を争っても状況は変わりません。
いま必要なのは、生活者が何に不快を感じているのかを分解し、__嫌われない形で情報が届く構造__へ寄せていくことだと感じています。

 

いま何が起きているのか

広告ブロックが一般化した今、Web広告は「見られない」だけでなく、最初から読み込まれないケースが増えています。
真面目に作ったブランド広告や、社会的に価値のある告知まで、同列に消えてしまうことがある。作り手としては報われにくい構造です。

背景にあるのは、広告そのものへの嫌悪というより、広告体験の悪化の積み重ねです。
閉じにくいUI、過剰な点滅や音、ページ表示の阻害、過剰な追跡。こうした体験が業界全体の信頼残高を削り、「まとめて遮断する」動機を強めています。

 

広告がブロックされる理由を 3つに分けて整理する

広告ブロックの理由は「広告が嫌い」という単純な話ではありません。多くは【体験の損失】と【不信感】の回避です。ここでは【ユーザー心理 技術 環境】で整理します。

  1. ユーザー心理
    広告が嫌われる瞬間は、広告が“情報”ではなく“邪魔”として体験されるときです。途中で遮られる、勝手に鳴る、閉じにくい、広告のせいで遅い。
    ここで記憶されるのは商品ではなく、“体験を壊された感覚”です。
  2. 技術
    技術側は「消す」から「読み込ませない」へ進化しています。
    Safariのブラウザエンジンである【WebKit】は、クロスサイトのCookieをデフォルトでブロックする方針を明確にしています。結果として、配信や計測の前提が揺れやすい状態が続きます。(WebKit)
  3. 環境
    さらに、ルールそのものが動いています。
    たとえばChromeのサードパーティCookieをめぐる方針は、段階的廃止の計画から、ユーザー選択を軸にした方向へ舵が切られるなど、変化が続いています。(フィナンシャル・タイムズ)
    ここで大事なのは善悪ではなく、外部環境が変わり続ける以上、特定の手法に依存した設計ほど不安定になるという点です。

 

数字で見ると 広告回避はすでに一般的な行動になっている

感覚だけだと、現場の実感と読み手の実感がズレることがあります。最低限、数字も押さえておきます。

消費者の利用実態調査を行う企業【GWI】のデータをもとに、Backlinkoは「2024年時点で、世界のインターネット利用者の31.5パーセントが少なくとも時々は広告ブロッカーを使う」と整理しています。(Backlinko)

ポイントは、割合の細部より意味合いです。
広告回避は“特殊な人の行動”ではなく、一定割合で常態化している生活行動だということ。だからこそ広告側は、見てもらう工夫だけでなく、__見られない前提で価値が残る設計__へ切り替える必要があります。

広告枠で勝つより コンテンツとして選ばれる企業へ

広告がブロックされる時代に強いのは、「広告枠で勝つ企業」より「コンテンツとして選ばれる企業」です。

生活者は広告を遮断しても、必要な情報は自分から探しに行きます。
つまり企業側がやるべきは、押し込む発想から、納得できる情報設計へ寄せることです。

実務で効きやすい動きは、次のような“地味だけど強い”ものです。

・売る前に “失敗しない選び方” “比較軸” “チェックリスト” を出す
・導入後の未来を具体化する 事例 運用手順 費用感 注意点を出す
・広告は入口に留め、体験は記事や動画で完結させる 広告→記事 動画→資料→相談
・計測できない前提で、指名検索 再訪 会員化など“信頼の指標”を設計する

そしてもう一つ重要なのが、データの持ち方です。
リターゲティングのような外部前提に寄り過ぎず、同意を得て蓄積できる【自社の基盤】会員 問い合わせ 購入などを軸に、関係を育てるほど、ブロックや規制の影響を受けにくくなります。

 

HETの立ち位置

媒体の選び方は、ここ数年で前提が大きく変わりました。
それでも地方では、旧来型のマスメディアが“絶対に正しい”という感覚が強く残っている場面もあります。

もちろん、オールドメディアが悪いわけではありません。
ただ、いまは情報接触が分散し、広告がブロックされる環境も一般化しています。
だからこそ大事なのは、媒体の格ではなく【届き方の設計】です。

私たちHETは、特定のメディアや業界構造に依存して仕事を成立させている立場ではありません。必要なら「いまそれは効きにくいです」と率直にお伝えし、そのうえで事業と顧客にとっての“最短距離”を一緒に考えます。

手段は、オールドメディアでも、SNSでも、検索でも、動画でも構いません。
結論ありきで媒体を押すのではなく、届く確度が高い設計に寄せる。ここを一番大切にしています。

また、内製やAI活用を進めたい企業様には、その意思を前提に設計します。
外注に戻すのではなく、社内で回せる領域は社内で回しつつ、足りないところを一緒に埋める。そういう伴走の仕方も現実的だと考えています。

 

まとめ

広告がブロックされるのは、生活者が快適さと安全性を守るための合理的な行動であり、同時に広告体験が積み上げてきた“不満の蓄積”でもあります。

この現実を受け止めたうえで、体験を壊さない広告、誠実で透明なコミュニケーション、文脈に沿った提案へ設計を戻していく。さらに、コンテンツとして選ばれる導線を整え、自社の基盤で信頼を育てる。
いま主戦場は、配信の技巧ではなく【信頼の設計】だと感じています。

いまの媒体配分や運用の前提が「過去の成功体験」に寄っているかもしれない、と感じたら、まずは現状の棚卸しから一緒に整理できます。
急ぎの発注でなくて構いません。何を残して、何を変えるべきか。その判断軸づくりからご相談ください。

 

 

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教習所に通って気づいた、「選ばれる理由」は事前につくられているという話

2025年の秋、私たちは夫婦でバイクの免許を取りに、ある自動車教習所に通っていました。
私は大型バイク、デザイナーであるパートナーは中型バイク。年齢的にも、いわゆる学生の頃とは違う、完全に大人になってからの免許取得です。

教習所に頻繁に通う日々のなかで、思っていた以上に「これは広告や販売促進の話だな」と感じる場面がいくつもありました。

教習所は「楽なビジネス」ではないが、「構造が固定されやすい」業態でもある

自動車教習所という業態は、一見すると安定して見えがちです。
免許取得という社会的に必要なサービスであり、料金体系もある程度の幅で定められています。

ただ、実際には
少子化による若年層の減少
指導員不足や高齢化
設備維持や更新にかかるコスト
といった課題を常に抱えており、決して「楽なビジネス」ではありません。

一方で、構造的に見ると、
【価格やサービス内容を大きく変えにくく、差別化の軸が生まれにくい】
という側面があるのも事実です。

その結果、
「何かを大きく変えなくても、例年通りは回ってしまう」
という状態に陥りやすい。

これは努力不足の話ではなく、
業態そのものが持つ構造的な特性だと感じています。

だからこそ、
サービスの質や体験価値、
そして「どう選ばれているか」という視点を、
意識的に言語化し、伝えていく必要がある。

広告や販売促進が意味を持つのは、
まさにこうした「構造が固定されやすい業態」なのだと思います。

私たちが教習所を選んだ、かなりニッチな理由

では、そんな中で私たちはどうやって教習所を選んだのか。

実は、私自身の条件は特に問題ありませんでした。
一方で、パートナーは低身長で、通常のバイクでは安全に足が着かない可能性がある体格です。

いくつかの教習所を回りましたが、
「うちは難しいですね」
と、実質的に門前払いのような対応を受けるケースもありました。

結果として、地域の中で
【低身長の女性でもバイク免許が取得できる体制を整えている教習所】
は一カ所しかありませんでした。

専用の教習車両があり、
指導員も低身長の受講者への教え方を理解している。
その体制が“当たり前のように用意されていた”。

だから、私たちはその教習所を選びました。

選ばれた理由は、広告ではなく「認識」だった

興味深かったのは、その情報が私たちにどう届いたかです。

派手な広告を見たわけではありません。
SNSで強く訴求されていたわけでもありません。

地域のバイクショップの方から、
「そこなら大丈夫だと思いますよ」
と教えてもらったのがきっかけでした。

つまり、
【日常の中で少しずつ蓄積されたイメージや評判】
が、私たちの意思決定に影響していたということです。

これはまさに、
“刷り込み”ではなく“信頼の事前形成”
だと感じました。

ニッチに応える体制は、強力な販売促進になる

低身長の女性向けの教習体制は、決して多数派向けではありません。
ですが、その一点にしっかり応えられる体制があったことで、
「ここなら安心して通える」という明確な理由が生まれていました。

これは広告的に見ると、とても健全です。

・誰に
・何を
・どこまで提供できるのか

が、実態として伴っている。

だからこそ、その情報が人づてに伝わり、
結果として“選ばれる”につながっていました。

褒めてばかりでは終わらせない話

一方で、正直に言うと、気になる点も多くありました。

設備は老朽化しており、
施設全体の印象は決して良いとは言えません。
ホスピタリティという観点では、改善の余地が大きいと感じました。

この状態で、
「良い口コミが自然に増えていくか」
と問われると、難しいだろうな、というのが率直な感想です。

広告やSNS発信を行っているからこそ、
【実体験とのギャップが生まれるリスク】
は、より大きくなります。

情報発信は、体制とセットで考えないと意味がない

どれだけ良いメッセージを発信しても、
受け取った側の体験が追いついていなければ、評価は下がります。

だから私たちは、
「発信しましょう」だけで終わる仕事はしません。

・実際の体制はどうか
・現場は無理をしていないか
・その魅力は、継続できるものか

そこまで含めて整理することが、販売促進やブランディングの前提だと考えています。

もし一緒にやる機会があるなら

これは完全にプライベートで通っていた教習所なので、
もちろん営業をかけたわけではありません。

ただ、
「もし一緒にやる機会があるなら、もっと良くできる余地はたくさんある」
と感じたのも事実です。

選ばれる理由は、すでに持っている。
あとは、それを裏切らない体験と、正しい伝え方を整えるだけ。

業種が違っても、この構造は多くの地域ビジネスに共通しています。

販売促進や情報発信について、
まずは「今どう見られているか」を整理するところからでも構いません。
必要であれば、状況を聞かせてください。

 

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出会いは、時間が経ってから意味を持つ

2025年10月下旬、新卒時代からお世話になってきた先輩方が、久しぶりに弊社を訪ねてくださいました。
仕事の相談、近況の共有、業界の話。肩書きや立場が変わっても、自然に会話が続く時間は、何年経っても特別なものです。

経営者という立場になった今、あらためて感じたのは、
「社会人としてのスタート時に、どんな出会いをしていたか」
が、その後の仕事人生に静かに影響し続けているという事実でした。

 

新卒で入った広告会社で感じた、組織の違い

私は新卒で、現在では日本最大級の広告制作プロダクションとなっているグループ企業に入社しました。
吸収合併を重ね、多くの制作会社が集まる組織で、合同会社説明会や内定後研修を経て、各社へ配属される仕組みでした。

強く印象に残っているのは、
同じグループ内でも、会社ごとに文化や空気感がまったく違っていたこと です。

私が配属されたのは、スーツ着用が当たり前で、営業の王道を辿るような会社でした。
新規営業担当として、広告代理店の営業マンらしいキャリアをスタートさせました。

一方で、Tシャツとデニムで働く同期も多く、
同じ業界、同じ新卒という立場でも、「入口の体験」は大きく異なっていました。

採用の入口で、すでに未来は分かれている

今振り返ると、どちらが良かったかという話ではありません。
重要だったのは、
「会社の実態」と「学生が思い描いていたイメージ」が一致していたかどうか
だったように思います。

雰囲気、働き方、価値観。
このズレが大きいほど、入社後の違和感は早い段階で表に出ます。

現在の新卒採用市場は、いわゆる売り手市場が続いています。
厚生労働省の「一般職業紹介状況(2024年)」でも、若年層の有効求人倍率は高水準を維持しており、企業側の採用競争は年々激しくなっています。

その結果、
「見せ方」に工夫が入りすぎてしまうケースも散見されます。

・賞与を含めた年収を月給換算で強調する
・実態より良く見える表現を選ぶ

こうした情報発信は、短期的には応募を集めやすいかもしれません。

正直な情報発信は、遠回りに見えて一番強い

マイナビの就職活動に関する調査(2024年)でも、
学生が不安に感じる項目として 「入社後ギャップ」 が上位に挙げられています。

ここで重要なのは、
入口で生じた小さな違和感は、必ず後から効いてくる
という点です。

だからこそ、採用における情報発信では、

・正確であること
・誇張しすぎないこと
・日常が具体的に想像できること

この3点が、結果的に企業側の負担を減らします。

オウンドメディアが、採用のミスマッチを減らす理由

SNSや採用ページだけでは伝えきれない情報は、確実に存在します。
会社の考え方、判断の背景、日々の積み重ね。

こうした要素を伝える手段として、
オウンドメディアやブログは非常に相性が良い と感じています。

即効性はありませんが、
「この会社は、こういう考え方で動いている」
という文脈を時間をかけて共有できる点で、ミスマッチを減らす力があります。

 

――↓↓ おすすめオウンドメディア ↓↓――

【mercan(メルカリの採用オウンドメディア)】
フリマアプリを展開するメルカリが運営する採用オウンドメディア。
社員インタビューやプロジェクトの裏側、組織として大切にしている価値観などを丁寧に言語化しており、
「どんな人が、どんな考え方で働いているのか」が具体的に伝わる構成になっています。

求人情報だけでは伝えきれないカルチャーを補完するメディアとして、採用広報の代表的な成功例のひとつです。

【サイボウズ式(サイボウズのオウンドメディア)】
サイボウズが運営する、働き方や組織論をテーマにしたオウンドメディア。
直接的な採用訴求を前面に出さず、自社の思想や実践を社会に開いていくスタンスが特徴です。

結果として、「この考え方に共感する人」が自然に集まる構造をつくっており、
採用とブランディングを同時に成立させている好例と言えます。

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HETが大切にしている関わり方

私たちは「全部任せてください」という立場は取りません。
内製やAI活用、すでにある体制を尊重した上で、
「どこを一緒にやると、一番成果が出やすいか」 を整理する役割を担っています。

採用サイト、パンフレット、SNS、ブログ。
どれか一つを作れば解決する話ではありません。

情報の順番と伝え方を整えること。
それが、採用の質を底上げする一番の近道だと考えています。

出会いを、偶然で終わらせないために

新卒時代の出会いが、今も仕事として続いている。
その背景には、入口での誠実な情報共有と、無理のない期待値のすり合わせがありました。

採用は、一度きりのイベントではありません。
関係性のスタート地点 です。

採用広報、オウンドメディア、情報発信の整理について、
まずは状況整理からでもご相談ください。

 

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長谷川 嵩

 

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【厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」】
有効求人倍率や求人動向など、日本の労働市場の統計データ。
政府統計(e-Stat)からも閲覧できます。 厚生労働省+1

参考URL(厚生労働省公式ページ)
政府統計総合窓口(e-Stat 版)


【マイナビ「2024年卒 入社半年後調査」】
新卒者の入社後の満足度や就職活動に関する調査レポートです。
採用広報や入社後のギャップに関する示唆を得られます。 マイナビ

マイナビ公式ニュースリリース(2024年12月発表)


AIで作った“その先”をどう設計するか ――内製と外部パートナーのちょうどいい関係

最近、「AIやCanvaで画像や動画は作れるようになったんだけど、その先をどうしていいか分からない」という相談が増えてきました。

  • とりあえず投稿まではできる
  • デザインそのものも、以前よりずっと整っている
  • でも、「それが売上や採用にどう効いているのか」が見えない

そんなモヤモヤを抱えている企業さんが、とても多いと感じています。

 

AIで作ったコンテンツは、“スタートライン”にすぎない

前回の記事でも書いた通り、今は

  • AIコピー生成ツールで文章を書く
  • 画像生成AIでイメージカットをつくる
  • Canvaでテンプレを使って、バナーやストーリーズを組む

といった「クリエイティブの入口」は、かなり内製しやすい時代になりました。

 

私自身も、イメージビジュアルの作成やラフ案の検討など、AIを日常的に活用していますし、クライアントにも積極的に使っていただいています。

ただ、どれだけツールが便利になっても、AIがやってくれるのは

「見た目として形になっているコンテンツを、とりあえず出せるようにする」

ところまでです。

 

そこから先の

  • 誰に
  • 何を
  • どの順番で
  • どうやって届けると
  • 最終的にどんな行動につながるのか

という“設計図”の部分は、相変わらず人間の仕事のまま残っています。

 

「AIで作ったけど、結局よく分からない」で終わらせないために

実際の現場で、こんな声をよく聞きます。

  • 「AIに頼んで毎日投稿してみたけど、採用の応募が増えたかどうかは分からない
  • 「営業資料をAIでキレイにしたけれど、商談の成約率に差が出ているかまでは追えていない
  • 「どの施策が効いたのか分からないので、来年の予算の付け方が毎回“勘”になってしまう

この状態が続くと、

  • 現場は「とりあえず続けているけど、手応えがない」
  • 経営は「何となくお金を使っている感じがして、不安」

という、どちらにとってもスッキリしない状況になります。

 

 

大事なのは、

「AIでコンテンツをつくる」

「AIを活用しつつ、売上や採用につながる仕組みをつくる」

をきちんと分けて考えることだと思っています。

 

 

外部パートナーが担うべきは「運用・設計・接続」の部分

では、AIやCanvaで“作る”ところまで社内でできる時代に、外部の制作会社や広告会社は何をするべきなのか。

私自身は、役割は大きく三つあると考えています。

 

1.「どこに時間とお金をかけるか」を一緒に決めること

  • どこはAIとテンプレで十分か
  • どこはプロがしっかり作り込んだほうがいいか

この切り分けは、社内だけで判断するのは意外と難しいものです。

例えば、

  • ロゴやブランドの「顔」にあたる部分
  • 会社案内や採用ページなど、長く使う“基幹コンテンツ”
  • 重要なプレゼンで使うスライドや動画

こういった箇所は、やはりプロの設計とクオリティコントロールが効いてきます。

逆に、

  • 日々のちょっとしたお知らせ投稿
  • 採用イベントのリアルタイムレポート
  • 社内の雰囲気が伝わるオフショット

などは、AIやテンプレートを使いながら、社内でスピーディーに回した方がよい場面も多いです。

「全部外注」か「全部内製」か、ではなく、

どこにプロを使って、どこをAI+社内で回すか

という配分を一緒に考えることが、外部パートナーの大事な役割だと考えています。

 

2.AIで作ったものを「ブランドの文脈」に乗せ直すこと

AIは「それっぽいもの」を作るのは得意ですが、

  • 自社の理念
  • これまで積み重ねてきたトーン&マナー
  • 既存のお客様が持っているイメージ

といった“文脈”まで理解してくれるわけではありません。

そこで私がよくやっているのは、

  • クライアントがAIで作ったラフ案やコピーをベースに
  • 表現のトーンを会社らしい言葉に整えたり
  • デザインの方向性をブランド全体の世界観にそろえたり

といった、「仕上げ」と「橋渡し」の部分です。

完全にゼロから外注するよりもコストは抑えつつ、

“その会社らしさ”を損なわずに世の中に出せるレベルまで、きちんと整える

この「最後の三割」を一緒に作るイメージに近いかもしれません。

 

3.「売上や採用につながる線」を一緒に引き直すこと

AIやCanvaでコンテンツが大量に作れるようになると、

どうしても「数」を追いがちになります。

  • 投稿数
  • 作ったバナーの本数
  • 生成したアイデアの量

もちろん、数も大事ですが、最終的に企業が見たいのは

  • 採用なら「何人の応募につながったか」

  • 営業なら「何件の商談・受注につながったか」

という成果の部分です。

 

だからこそ、

  • どの媒体から問い合わせが来たのかをアンケートで必ず取る
  • 採用のエントリーフォームに「どこで当社を知りましたか」を入れる
  • メールマガジンやLINEを使って、説明会後のフォロー導線を設計する

など、「コンテンツ」と「数字」をつなぐ仕組みづくりが必要になります。

 

ここは、まさに外部パートナーが冷静な目で入りやすいポイントです。

  • 社内だけだと、日々の運用で手一杯になってしまう
  • ツールのレポート画面を見ても、どう読み解けばよいか分からない

そんな時に、第三者として

「じゃあ、この3カ月はこういう指標で検証してみましょう」

と、現実的な“ものさし”を一緒に決めるのが、私のような立場の仕事だと考えています。

 

AIを“敵”にしない、というスタンス

HETとしては、AIやCanvaなどの内製ツールを“敵”だとはまったく思っていません。

むしろ、

  • うまく使えば、お客様側のコストも工数も確実に下がる
  • その分、本当にプロが必要な「設計・基盤づくり」に投資できる
  • 結果として、長期的な販促や採用活動が続けやすくなる

と考えています。

 

実際に、

  • お客様のCanvaアカウントと弊社のアカウントを連携して、共同編集する
  • AIで下書きした文章を共有していただき、こちらでブラッシュアップする
  • 「まずは社内でここまでやってみてください」と宿題を出し、その先の設計を一緒に考える

といった形で、「全部丸投げ」でも「全部自前」でもない、ちょうどいい中間地点を探るお付き合いも増えてきました。

 

「作れるようになったからこそ、“どこに効かせるか”を一緒に決めたい

AIやCanvaのおかげで、多くの企業が

  • これまで外注していたようなクリエイティブを
  • 少ないコストと時間で
  • 自分たちの手で作れるようになりました。

これは間違いなく、ポジティブな変化だと思います。

 

ただ一方で、

  • そのコンテンツが「何のために」「どこに効いているのか」
  • その取り組みに、どこまで時間と予算をかけるのが妥当なのか

といった“設計と判断”の部分は、むしろこれからの方が重要になっていくはずです。

 

もし、

  • 「AIでいろいろ作れるようになったけど、その先の戦略がぼんやりしている」
  • 「どこまで内製して、どこから外部に頼むべきか整理したい」
  • 「成果につながる“線”を、第三者と一緒に引き直してみたい」

そんなタイミングがあれば、ぜひ一度ご相談ください。

 

AIや内製の力を前提にしながら、

「じゃあ、その先をどう設計すると、一番ムダなく効かせられるか」を一緒に考える。

それが、これからの制作会社・広告会社の役割だと私は思っていますし、

HETとしても、そのポジションでお役に立てればうれしく思います。

 

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AIとCanvaで「まずは自社でやってみる」が当たり前になった話

最近、打ち合わせの中でこんな言葉を聞くことが増えてきました。

「デザインはCanvaでなんとかしてます」

「文章はAIに書かせて、最後だけ自分で直してます」

数年前までは、広告代理店や制作会社に頼んでいたようなことが、

いまは社内の担当者が「とりあえず自分たちでやってみる」という前提で動いている。

そんな時代に、外部パートナーとして何ができるのかを、あらためて整理してみたいと思います。

 

 

まずは「自社でやってみる」が普通になった

私のところにも、

「インスタのアカウントを立ち上げたい」

「採用広報をSNSでやってみたい」

といったご相談が、この1〜2年で一気に増えました。

その中で印象的なのは、

「全部お願いしたい」というよりは、「できるところまでは自分たちでやりたい」

というスタンスの企業さんが、確実に増えていることです。

 

あるクライアントでは、Instagramの運用代行や投稿企画をお手伝いするところからスタートしましたが、途中から方針を変えました。

「デザインはCanvaで社内制作に寄せていきたい」

「ただ、土台のデザインや世界観はプロと一緒に決めたい」

というご相談を受け、

・Canvaで使える投稿テンプレートの設計

・アカウント全体のトーン&マナーの整理

・投稿のテーマ軸やハッシュタグ方針の設計

・Canvaアカウントの共同編集体制の構築

といった“土台づくり”に比重を移していきました。

 

結果として、日々の投稿は社内で回しながら、要所の見直しやブラッシュアップだけを外部に頼む、という形に落ち着いています。

 

AI/Canvaで「作れる」ようになった後に、ぶつかる壁

AIやCanvaがあれば、画像や文章はかなりのレベルまで“形”になる時代です。

ただ、現場でお話を聞いていると、次のような壁にぶつかるケースが少なくありません。

 

・テンプレートはあるけれど、「何を発信すべきか」が決めきれない

・担当者ごとにセンスがバラバラで、アカウント全体の世界観が揺れる

・とりあえず頑張って投稿しているけれど、何が効いているのか分からない

・AIに書かせた文章が、自社らしくない/なんとなく薄い

 

つまり、

「作れるようになったからこそ、“どう運用するか”で迷うフェーズに入っている企業が増えている

という感覚があります。

 

HETが担っているのは「全部作る役」ではなく「土台をつくる役」

こうした状況の中で、HETがよくお手伝いしているのは、

「全部丸投げでつくる」ことよりも、「自社で回せる仕組みの土台をつくる」ことです。

具体的には、例えばこんなことをしています。

 

・ブランドの軸や口調を言語化した

 「発信ルール」「ことばのガイド」を一緒につくる

 

・Canvaで誰でも使える

 投稿テンプレート/ストーリーテンプレートの設計

 

・AIに投げるための

 プロンプト例(指示文)の作成とチューニング

 

・「週◯本なら無理なく続けられる」という

 現実的な運用ラインの設計

 

・どこからどこまでを社内でやり、

 どこから先を外部に任せると効率が良いかの線引き

 

要するに、

「AIとCanvaをちゃんと“戦力”にするための、設計図と初期設定」

を一緒につくる、というイメージに近いかもしれません。

 

AIを“敵”にしない。味方にすると、むしろコストは下がる

AIやCanvaの話をすると、

「それって制作会社の仕事を奪うことになりませんか?」

と聞かれることがあります。

正直に言うと、単純作業だけで成り立っていた仕事は、確実に置き換わっていくと思います。

一方で、HETとしてはそうした変化を

「仕事を奪われる脅威」ではなく、

「お客様の予算を本当に必要なところに回せるチャンス」

と捉えています。

 

例えば、弊社のWebサイトや資料で使用しているイメージ画像の多くは、AIで生成したものです。

東京の大手案件も多く、

・クライアント名や実際のビジュアルを勝手に公開できない

・撮影や素材購入に毎回大きなコストをかけるのは現実的でない

といった事情があるからです。

 

だからこそ、

イメージカットや背景素材など、AIで代用できる部分は積極的にAIに任せる

・その分の予算を

 戦略設計やディレクション、人の感情を伴うコピーや構成

 といった、人間にしかできない部分に投資する

という考え方をしています。

 

このスタンスは、そのままクライアントワークにも当てはまります。

AIやCanvaでできることは上手に社内化しつつ、

「判断」や「設計」が必要な部分は外部パートナーと組んでいく。

その方が、結果として

・不要な制作費を削り

・続けられる運用を確立し

・売上や採用につながる“芯のある施策”を育てていける

と感じています。

 

「全部自前で」は正義じゃない。ちょうどいい分担を一緒に決める

AIやCanvaを前提にした時代の広報・販促は、

・どこまでを社内でやるのか

・どの部分を外部に任せるのか

・その境目をどう設計するのか

が、以前よりずっと重要になってきています。

 

もし、あなたの会社でも

・CanvaやAIで「とりあえず作る」ことはできるようになってきた

・でも、アカウント全体の方向性やブランドの軸に自信が持てない

・せっかくの内製化を、ちゃんと成果につながる形にしたい

そんな感覚が少しでもあれば、

「AI前提の広報・販促設計」を一緒に考えるパートナーとして、ぜひ一度お声がけください。

 

全部を取り上げるつもりはまったくありません。

むしろ、「そこまで自前でできるなら、その先を一緒にやりましょう」というのが、HETのスタンスです。

 

AIやCanvaが当たり前になった今だからこそ、

外部パートナーの役割も、静かにアップデートされている

そんな時代の付き合い方を、これからも模索しながら、

お客様と一緒に育てていけたらと思っています。

 

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