最近、打ち合わせの中でこんな言葉を聞くことが増えてきました。

「デザインはCanvaでなんとかしてます」

「文章はAIに書かせて、最後だけ自分で直してます」

数年前までは、広告代理店や制作会社に頼んでいたようなことが、

いまは社内の担当者が「とりあえず自分たちでやってみる」という前提で動いている。

そんな時代に、外部パートナーとして何ができるのかを、あらためて整理してみたいと思います。

 

 

まずは「自社でやってみる」が普通になった

私のところにも、

「インスタのアカウントを立ち上げたい」

「採用広報をSNSでやってみたい」

といったご相談が、この1〜2年で一気に増えました。

その中で印象的なのは、

「全部お願いしたい」というよりは、「できるところまでは自分たちでやりたい」

というスタンスの企業さんが、確実に増えていることです。

 

あるクライアントでは、Instagramの運用代行や投稿企画をお手伝いするところからスタートしましたが、途中から方針を変えました。

「デザインはCanvaで社内制作に寄せていきたい」

「ただ、土台のデザインや世界観はプロと一緒に決めたい」

というご相談を受け、

・Canvaで使える投稿テンプレートの設計

・アカウント全体のトーン&マナーの整理

・投稿のテーマ軸やハッシュタグ方針の設計

・Canvaアカウントの共同編集体制の構築

といった“土台づくり”に比重を移していきました。

 

結果として、日々の投稿は社内で回しながら、要所の見直しやブラッシュアップだけを外部に頼む、という形に落ち着いています。

 

AI/Canvaで「作れる」ようになった後に、ぶつかる壁

AIやCanvaがあれば、画像や文章はかなりのレベルまで“形”になる時代です。

ただ、現場でお話を聞いていると、次のような壁にぶつかるケースが少なくありません。

 

・テンプレートはあるけれど、「何を発信すべきか」が決めきれない

・担当者ごとにセンスがバラバラで、アカウント全体の世界観が揺れる

・とりあえず頑張って投稿しているけれど、何が効いているのか分からない

・AIに書かせた文章が、自社らしくない/なんとなく薄い

 

つまり、

「作れるようになったからこそ、“どう運用するか”で迷うフェーズに入っている企業が増えている

という感覚があります。

 

HETが担っているのは「全部作る役」ではなく「土台をつくる役」

こうした状況の中で、HETがよくお手伝いしているのは、

「全部丸投げでつくる」ことよりも、「自社で回せる仕組みの土台をつくる」ことです。

具体的には、例えばこんなことをしています。

 

・ブランドの軸や口調を言語化した

 「発信ルール」「ことばのガイド」を一緒につくる

 

・Canvaで誰でも使える

 投稿テンプレート/ストーリーテンプレートの設計

 

・AIに投げるための

 プロンプト例(指示文)の作成とチューニング

 

・「週◯本なら無理なく続けられる」という

 現実的な運用ラインの設計

 

・どこからどこまでを社内でやり、

 どこから先を外部に任せると効率が良いかの線引き

 

要するに、

「AIとCanvaをちゃんと“戦力”にするための、設計図と初期設定」

を一緒につくる、というイメージに近いかもしれません。

 

AIを“敵”にしない。味方にすると、むしろコストは下がる

AIやCanvaの話をすると、

「それって制作会社の仕事を奪うことになりませんか?」

と聞かれることがあります。

正直に言うと、単純作業だけで成り立っていた仕事は、確実に置き換わっていくと思います。

一方で、HETとしてはそうした変化を

「仕事を奪われる脅威」ではなく、

「お客様の予算を本当に必要なところに回せるチャンス」

と捉えています。

 

例えば、弊社のWebサイトや資料で使用しているイメージ画像の多くは、AIで生成したものです。

東京の大手案件も多く、

・クライアント名や実際のビジュアルを勝手に公開できない

・撮影や素材購入に毎回大きなコストをかけるのは現実的でない

といった事情があるからです。

 

だからこそ、

イメージカットや背景素材など、AIで代用できる部分は積極的にAIに任せる

・その分の予算を

 戦略設計やディレクション、人の感情を伴うコピーや構成

 といった、人間にしかできない部分に投資する

という考え方をしています。

 

このスタンスは、そのままクライアントワークにも当てはまります。

AIやCanvaでできることは上手に社内化しつつ、

「判断」や「設計」が必要な部分は外部パートナーと組んでいく。

その方が、結果として

・不要な制作費を削り

・続けられる運用を確立し

・売上や採用につながる“芯のある施策”を育てていける

と感じています。

 

「全部自前で」は正義じゃない。ちょうどいい分担を一緒に決める

AIやCanvaを前提にした時代の広報・販促は、

・どこまでを社内でやるのか

・どの部分を外部に任せるのか

・その境目をどう設計するのか

が、以前よりずっと重要になってきています。

 

もし、あなたの会社でも

・CanvaやAIで「とりあえず作る」ことはできるようになってきた

・でも、アカウント全体の方向性やブランドの軸に自信が持てない

・せっかくの内製化を、ちゃんと成果につながる形にしたい

そんな感覚が少しでもあれば、

「AI前提の広報・販促設計」を一緒に考えるパートナーとして、ぜひ一度お声がけください。

 

全部を取り上げるつもりはまったくありません。

むしろ、「そこまで自前でできるなら、その先を一緒にやりましょう」というのが、HETのスタンスです。

 

AIやCanvaが当たり前になった今だからこそ、

外部パートナーの役割も、静かにアップデートされている

そんな時代の付き合い方を、これからも模索しながら、

お客様と一緒に育てていけたらと思っています。

 

お問い合わせはこちら

↓公式LINEでも受付中↓

友だち追加

株式会社HET
長谷川 嵩

 

(※ブログ内の画像はイメージです)