「テレビCMを出したい」――最近、そんなご相談を地元の企業経営者の方からいただくことがチラホラとあります。
「昔からローカルテレビでCMを流しているけれど、そろそろ新しくしたい」
「若い社員からは “テレビなんて誰も見てない” と言われて困っている」
よくあるお悩みです。
たしかに、テレビ広告を出すべきか、それともSNSやYouTube広告に切り替えるべきか、迷うのは当然です。
ですが、その前に見直すべきなのは「広告の出し先」ではなく、「自社の発信体制そのもの」なのです。
最新データが示す「広告の変化」
・2024年の日本の総広告費:7兆6,730億円(過去最高)
・インターネット広告費:3兆6,517億円(全体の47.6%を占める)
・マス媒体(テレビ・新聞・雑誌・ラジオ)の広告費:構成比は減少傾向
つまり、ウェブ広告は今や主役クラス。
にもかかわらず、地方企業ではいまだに「テレビありき」「新聞ありき」で考える文化が色濃く残っています。
でも、媒体選びの前にやるべきことがある
広告の前に、そもそも伝えるべき“内容”が整っていますか?
広告は「届けたい価値」を、正しい相手に、正しく伝えるための“手段”です。
以下のような準備ができていなければ、どんな媒体でも成果は出にくくなります:
・自社の強み・伝えたい価値の整理(ブランド設計)
・誰に届けたいのか?(ターゲット設計)
・ウェブサイト・LP・SNSの整備(受け皿の強化)
・効果測定の仕組み(反応率、アクセス数、流入経路の分析)
・小さく始めて比較検証する“テスト設計”
これができて、初めて「テレビにするかSNSにするか」を判断できるのです。
ローカル × デジタル のハイブリッド戦略がカギ
地方の企業にとって、ローカルテレビ・市民新聞・フリーペーパーなどの媒体は、シニア層へのリーチや信頼性という点では今なお有効です。
しかし、若年層はほとんどテレビも新聞も見ていません。スマホ・SNSが主戦場です。
だからこそ、
・テレビCMで認知を広げつつ
・SNSやウェブ広告で具体的な行動を促す
という「ハイブリッド型広告戦略」が求められます。
弊社ができること
私たちHETでは、こうした広告・発信の前段階の設計からしっかり伴走いたします。
・ブランド設計・価値の言語化
・ターゲットの絞り込みと提案設計
・ウェブやSNSの整備・改善
・各媒体の特性に応じた“最適な形”でのクリエイティブ提案
・効果測定とレポート設計まで一括対応
どこに出すか?の前に、
「何を伝えるか」「誰に届けるか」「その後の動線は?」を一緒に考えましょう。
広告は“出すこと”が目的ではない
広告の役割は「成果につなげること」です。
媒体選びは最終段階。大切なのは“設計図”と“測定の仕組み”です。
なんとなく出す
効果がわからないまま終わる
来年も“同じ媒体に惰性で予算を出す”
この悪循環を断ち切るために、
今一度、社内の広告方針・目的・整備体制を見直してみませんか?
私たちが、そのお手伝いをいたします。
お問い合わせはこちら。
↓公式LINEでも受付中↓
株式会社HET
長谷川 嵩



