最近、とある地方の企業様から「夏の採用イベント用にInstagram広告を出したいんだけど、どうすればいいか教えてほしい」というご相談を受けました。

ただ、「動画を1本アップすれば」「広告を出せば」「それで人が来るでしょ」という安易な期待をされている企業が少なくないのも事実です。

しかし私の経験から言うと、それだけでは“偶然当たるかもしれない”試し打ちであって、再現性も安定性も望めません。

広告の効果は、コピー、動画の尺、ナレーション、素材、テンポ、ターゲティング……ありとあらゆる要素によって大きく左右されます。

だからこそ、「これでいけるだろう」で終わらせず、 設計と検証の体制をきちんと整えることが必要です。

 

Instagram広告は“仮説→検証→改善”のPDCAが基本

たとえば、広告を出すなら次のような流れを意識すべきです:

  • 動画を2本など複数パターン用意して、コピーや構成、演出を変えてテストする(ABテスト)

  • 同じ予算でも、画像広告と動画広告で反応の差を見る

  • 配信後は効果測定を行い、どのパターンが良かったかを分析する

特に重要なのは「どこからの流入だったか」「広告を見て応募に至った人はどんな層か」を把握する仕組み。

たとえば応募フォームや面接時に、「どの媒体を見たか」を聞くアンケートを設けることで、本当に広告が機能したかどうかを明らかにできます。

実際、SNS広告やウェブ広告から応募者が来たかどうか、またその後の採用・入社に至ったかを追えるようになっていないケースが多く、

「広告を打ったけど意味なかったね」で終わってしまう――という残念な例も少なくありません。

 

広告だけではなく、その後の“回収設計”が成功の鍵

広告=投資。

でも、その投資を回収するためには、広告のクリエイティブやターゲティングだけでは足りない。

  • 応募経路の追跡

  • 面接時のヒアリング/アンケート設計

  • 入社後の効果測定(その人がどれだけ会社に貢献したか)

そのあたりまで視野に入れておくことで、初めて広告を“正しい投資”にできます。

そうしなければ、ただなんとなくお金をかけて終わり――という切なさが残るだけです。

 

私たちが提案するのは、「広告」ではなく「仕組み」

私たち株式会社HETでは、単に広告を制作・出稿するだけではなく、

  • 複数パターンのクリエイティブ制作

  • 配信設計やターゲット設計

  • 応募者の導線・応募後の追跡

  • 面接や応募フォームでの情報取得設計

  • 広告効果の測定と改善提案

といった、“はじめから結果を想定した設計” を含めたご支援を提案しています。

特に資源の限られる地方の中小企業では、広告は投資です。

だからこそ、見た目や数だけではなく、回収と成果の見える化まで含めた提案が重要だと考えています。

 

走り出してからでは遅い。今から仕組みを整えましょう

もし、これからInstagram広告やSNSを使った採用を検討されているなら――

まずは「何を目指すのか」「広告で何を得たいのか」という目的を整理し、

そこから クリエイティブ設計、配信設計、応募導線、効果測定設計 までを含めたプランを考えるべきです。

いきなり「動画一本」「投稿一本」で終わらせてしまっては、投資の意味が薄れてしまいます。

私たちは、ただ制作物を納品するだけではなく、

クライアント様とともに “採用の勝ちパターン” をつくるパートナーでありたいと思っています。

もし興味があれば、ぜひ一緒に“設計”から始めませんか。

 

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株式会社HET
長谷川 嵩