「うちはSNSなんてやらないよ。投稿するネタがないからね!」

そんな言葉を、お客様との打ち合わせの中でよく耳にします。

でも、外から見ると“ネタの宝庫”のような企業でも、当の本人たちは意外と気づいていない。

そんなケースが本当に多いのです。

 

「会社の今」と「季節」をつなげる

たとえば、今月=7月にはこんな話題が溢れています。

  • 七夕(社内イベントに応用している企業も増えています)

  • 夏休み目前の空気感

  • 夏季インターンの準備や受け入れスタート

  • お中元商戦・贈り物文化の再注目

  • 夏季賞与の支給と、社員の声

  • 猛暑対策、熱中症予防、夏季時短勤務の社内制度紹介

こうした社会の動きは、企業の「今」とつなげることで、誰かの共感を生む投稿につながります。

たとえば:

  • 製造業:「猛暑の現場で活躍中!〇〇工場の“涼しさキープ術”」

  • 小売業:「夏休み前に!七夕にまつわる売れ筋ギフトランキング」

  • 採用広報:「インターン前の社内準備。学生に伝えたい“うちのリアル”」

  • 建設業:「暑さに負けないチーム作り。朝礼でやっている“ある取り組み”」

季節感は「会社の個性」を表現する、絶好のチャンスです。

「ネタがない」と思ってしまう理由

では、なぜ多くの企業が「SNSはやらない」「ネタがない」と思ってしまうのでしょうか?

それは、“視点が社内に閉じているから”。

  • 担当者がSNSを日常的に使っていない

  • 「何を発信したらいいかわからない」が定着している

  • 経営層に「SNS不要」という意識がある

  • 担当者に“発信の裁量”が与えられていない

本当は発信できることがたくさんあるのに、そもそも“探す目”を持っていない。

それが、多くの企業における“情報発信が止まる理由”です。

外部の視点が生む、新しい“気づき”

SNSの発信において、第三者の目線はとても有効です。

  • 「これ、外から見ると魅力ですよ」

  • 「この取り組み、実は他社がマネしたいと思ってます」

  • 「この写真、一言加えるだけで反応が上がります」

自分たちだけでは気づけなかった価値を、外の目が引き出してくれる。

それが外部パートナーの存在意義だと、私たちは思っています。

 

「外注 vs. 内製」じゃなく、“混ぜる”という選択肢

SNS運用の多くは、「外注するか、社内でやるか」の二択で議論されがちです。

でも、実は「両方混ぜる」という選択肢もあります。

  • 月に1本だけ、プロと一緒に企画・撮影・投稿までやってみる

  • 社内で書いた草案に、外部が添

  • 削・構成を手伝う

  • アイデアだけ出してもらって、投稿は自分たちでやる

大事なのは、「止めない仕組み」をどう作るかです。

「投稿ネタの壁打ち相手が欲しい」

「今月は何を発信すべきかヒントが欲しい」

それくらいの距離感で相談できるパートナーがいれば、発信は続きやすくなります。

まずは、“今”を発信してみることから

企業にとって、SNSは営業ツールであり、採用ツールであり、ブランド構築のツールです。

でも何よりも大切なのは、

「ちゃんと今を発信している会社」だと伝わること。

難しく考えすぎず、まずは1本だけでも「自分たちの今」を表現する投稿を。

きっと、それが誰かの心に届きます。

 

SNSを止めてしまう前に

「ネタがない」

「反応がない」

「続かない」

そう思ったときこそ、“外の声”を聞いてみるタイミングかもしれません。

  • 発信の視点が広がる

  • 過去の取り組みが再評価される

  • 社内の雰囲気が前向きになる

SNSは、企業の元気さを映す鏡でもあります。

その元気を、どう表現するか。どんなリズムで続けるか。

もしお困りのことがあれば、ぜひ一度ご相談ください。

雑談からでも大歓迎です。

あなたの会社の“今”を、伝えていくお手伝いをさせてください。

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長谷川 嵩