2025年6月、長野県・諏訪湖周辺で「諏訪湖エイトピークストライアスロン」が開催されました。
スイム・バイク・ランの3種目を一気にこなす過酷なレース。
にもかかわらず、全国から多くのアスリートが集い、熱い戦いが繰り広げられました。
このイベントの成功を支えたのは、地元企業や自治体、団体、ボランティアの力です。
開催前には「湖の水質」や「地域への負担」など懸念もありましたが、地域一丸となってこの大規模イベントを成し遂げたことに、心から敬意を表したいと思います。
地元企業の「自発的な地域貢献」
今回の大会では、私たちのクライアント企業もスポンサーとして参加していました。
さらにすばらしかったのは、その企業の有志社員たちが給水所のボランティアとして現場に立っていたこと。
休日返上で、地域と一緒に汗を流し、イベントを支えるその姿に、私はとても感動しました。
イベント終了後には焼肉で打ち上げ!
「大変だったけど、楽しかった」
そんな声が飛び交う、最高の1日だったそうです。

実は、私たちHETも現場にいました
このクライアントのCSR活動の様子を、私たちが撮影・編集・発信する役割を担っていました。
つまり、映像制作とSNS運用という形で「地域貢献を広報する」お手伝いをさせていただいたのです。
これは単なるイベント参加ではなく、地域とのつながりを“企業価値”として発信する戦略的な取り組みです。
「会社ぐるみのイベント」って本当に意味あるの?
こうしたボランティア活動を通じて、社内の空気がガラッと変わることがあります。
業務上の関係では見えなかった一面や、共通体験を通して生まれる絆。
特に中小企業では、こうした“人と人のつながり”が職場環境を大きく左右します。
私自身も、東京で会社員だった頃にはよく懇親会や社内イベントに参加していました。
フットサルサークルに入ったり、バーベキュー大会に出たり。
あの時間が、仕事の悩みを軽くしてくれることも少なくありませんでした。
ただし、“やり方”を間違えると逆効果
一方で、Z世代を中心とした若手社員は「会社のイベント=めんどくさい」という感覚も持っています。
例えば、リクルートマネジメントソリューションズの2024年の調査では、
「会社のイベントには積極的に参加したくない」と答えたZ世代は47.2%にものぼっています。
つまり、強制感が出た瞬間に「やらされ感」が支配してしまうのです。
CSR活動の“もったいない落とし穴”
素晴らしい地域貢献も、「やって終わり」では企業全体に広がりません。
だからこそ、発信と共有が必要です。
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社内報や社内掲示で全社員に周知する
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SNSやWebで社外にも伝える
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参加者の声を集めて可視化する
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採用コンテンツとして活用する
これらを通じて、活動が「点」ではなく「面」として企業文化になっていきます。
活動の“効果”を可視化する仕組みを
せっかくのCSR活動も、何が良かったのか、どんな影響があったのかを可視化しなければ、次に活かせません。
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参加者アンケート
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満足度の数値化
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意識変化のヒアリング
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離職率との相関データ
こうしたデータを元にすれば、企業として本当に意味のある投資かどうかが見えてきます。
最後に
CSR活動は、企業の内外に“信頼”を築く最前線です。
でもそれは、仕組みと設計があってこそ。
ただ“いいことをやる”のではなく、伝え方・見せ方・評価の仕方までを含めて設計する必要があります。
私たちHETでは、そうした活動を価値に変える「広報の仕組みづくり」を支援しています。
CSR活動を、企業文化として根付かせたい。
参加社員のやりがいや会社へのロイヤリティを高めたい。
そんな思いをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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株式会社HET
長谷川 嵩
