営業でも、採用でも。よく言われるこの言葉。

「あの会社、なんか雰囲気いいよね。」

けれど実際に、それをどうやって“つくる”のかと聞かれると、答えに詰まってしまう方も多いのではないでしょうか。

今日はその「なんかいい感じ」の正体について、私自身の原体験も交えながらお話ししてみたいと思います。

サラリーマン時代、無数の会社を訪ねて見えた“空気”

私が新卒で東京の広告会社に入社した頃、

毎日のようにいろんな会社を訪問していました。営業職として。

受付の雰囲気、応対の仕方、オフィスの清潔感や空間構成、掲示物の内容──

会社に足を踏み入れた瞬間に感じる「空気」って、本当にさまざまなんです。

たとえば、エントランスにずっと枯れた観葉植物が放置されていたり、

何年も前の社内報が黄ばんだまま壁に貼ってあったり。

お客様用のソファのクッションがヘタっていたり。

細かいことかもしれませんが、それだけで「この会社、大丈夫かな?」という印象を与えてしまうのも事実です。

逆に、特別なデザインじゃなくても、清掃が行き届き、空気が澄んでいて、社員の方の挨拶が自然と揃っている。

そんな会社は、それだけで「しっかりしてそう」「気持ちがいい」と思ってもらえます。

雰囲気は“にじみ出る”もの。だからこそ、意図的につくる

これは、リアルのオフィス空間だけに限った話ではありません。

たとえば展示会。

スタッフの身だしなみ、配布物のデザイン、ブースの空間構成。

そういった1つ1つが統一されていないと、会社の方向性や価値観が見えず、

「なんとなく頼りない印象」になってしまうこともあります。

また、WebやSNSにしても同じです。

投稿する写真のトーン、プロフィールの文章、バナーの統一感。

オンラインでも“空気”はにじみ出ます。

「どう見せるか」は、「どう見られているか」に直結します。

会社の空気感は、誰の責任でもあるけれど、“誰も責任を持っていない”ことが多い

オフィスに漂う空気は、社員一人ひとりがつくっています。

でもその空気を「戦略的にデザインしよう」と考える人は、案外少ない。

ブランディングとは、企業文化を可視化すること。

それはロゴやフォントや色だけでなく、

空間や言葉、資料、写真、声のトーン──すべてに通じます。

私たちがご支援できること

HETでは、そうした“にじみ出る企業の雰囲気”を

意図的に整えていくプロセスをご支援しています。

  • ロゴ、フォント、色の統一設計

  • 撮影による写真のイメージ統一(社員ポートレートや職場風景)

  • 会社案内やチラシのトーン統一

  • 展示会ブースやイベントの空間設計

  • SNS運用の投稿トーン設計やテンプレート提供

  • オフィス空間に関する改善アドバイス など

特に私は、東京で10年以上空間デザインやブランディング業務に携わってきた経験があり、

「どう見えてしまうか」という他者視点でのアドバイスには自信があります。

地元企業様とのお付き合いが増えてからも、

ちょっとした掲示物の貼り方や観葉植物の配置にまで口を出してしまうことがあるのですが(笑)

それも、よりよく見せたいという気持ちの表れだと思っていただければ幸いです。

「なんかいいよね」の正体は、“細部の統一感”です

最後にもう一度。

「なんかいい会社だよね」という印象は、偶然ではありません。

それは、見えない部分を整える意識と、

その統一感に支えられています。

もし「自社の雰囲気、伝わってるかな?」と不安に思うことがあれば、

ぜひ一度、HETにご相談ください。

外から見えている“空気”を、ちゃんと整理してお伝えいたします。

 

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株式会社HET
長谷川 嵩